最終更新日 2005年11月18日

ESCHER.EXE Ver.3.0
 ESCHER.EXE Ver.3.0 は ROSE 群や FRIEZE 群や WALLPAPER 群の構造を持つ模様を描くための 平成12年のソフト ESCHER.EXE をプログラミング言語 TINY LOGO を組み込むことで改良したものです。 マウスでモチーフを描くのはある意味簡単ですが、正確な図を描くのは困難です。 画面の中央にいる虫に前進しろ、右向けと命令することにより、モチーフを描きます。

の様に命令して、モチーフを描くと

の様な模様が描かれます。組み込んだプログラミング言語は平成11年度の MICRO LOGO の命令 の内、TRIANGLE などの命令を少し削って、PUSH と POP というタートルの位置をスタックに保存、復元する命令を 追加した言語です。
勿論、今までの機能と組み合わせてモチーフを描くことが出来、

の様な模様を描くことが出来ます。
 このプログラムはフリーソフトです。バグは少ないと信じていますが、 もし万一このソフトを使うことやこのソフトを使うつもりであったがうまく動作しなかったことなどで いかなる被害を受けても、作者(中村 治)は一切の責任を免除させていただきます。各自の責任でお使いください。 ESCHER は BORLAND C++ BUILDER で作っています。WINDOWS 98 と WINDOWS 2000 と WINDOWS XP で動作確認しています。 MAC や LINUX では使えません。

ESCHER Ver.3.1 に修正しました。ESCHER VER.3.1 でモチーフの基本領域の四つの頂点の座標を左上隅から順に 反時計回りで、(X0,Y0), (X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3) で得ることが出来るようにしました。従って、

SETXY X1 Y1

の様に使うことが出来ます。また、モチーフの基本領域が長方形の場合、 縦横の比率を1以上にすることも出来るようにしました。更に、画面の基本領域の個数が指示した数と 近い数になるように修正しました。

ESCHER Ver.3.2 に修正しました。ESCHER VER.3.2 でモチーフを描くダイアログボックスで、 N-センター(回転の種類が分かるように)や線対称の軸や併進鏡映の軸を表示するようにしました。

ESCHER Ver.3.3 に修正しました。ESCHER VER.3.3 で、代入文を MAKE "変数名 式のと他に、 :変数名=式も可能にしました。比較演算子に==を追加しました。

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